親がスマホもタブレットも使えなくても、テレビ電話はできる?
「実家の親は機械が苦手」でも顔を見て話せる方法を、操作が要らない仕組みから解説。設定は家族側で完結し、本人はコンセントにつなぐだけの見守りテレビ電話の選び方。
目次
この記事の要点
- 高齢の親がテレビ電話を続けられない一番の原因は「出る操作」と「切る操作」
- 本人の操作をゼロにするには、家族側からつながる仕組みが必要
- タブレットとLINEを組み合わせると、家族は使い慣れたアプリのまま、本人は何もしなくて済む
「教えたのに使ってくれない」はよくある話
帰省したときにスマホの使い方を教えて、テレビ電話のアプリも入れて、その場では通話できた。でも東京に戻ってかけてみると出てくれない。数週間後には「もう分からなくなった」と言われる。
これは親が覚えられないのではなく、テレビ電話の操作が高齢者には難しすぎるのが原因です。
- 着信に気づく(画面が暗いと分からない)
- 「応答」のボタンを正確にタップする
- カメラの向きを自分に合わせる
- 終わったら「終了」を押す
若い人には無意識の動作ですが、視力や指先の感覚が落ちてくると、この4つのどこかで必ずつまずきます。一度失敗すると「怖い」「壊したかも」と感じて、触らなくなる。ここが本当のハードルです。
解決策は「本人が操作しない」こと
覚えてもらうのを諦めて、本人の操作をゼロにすると考えると選択肢が変わります。
具体的には、家族側から通話を始めたときに、実家側のタブレットが自動で応答する仕組みです。本人は画面に触りません。呼びかける声が聞こえて、画面に家族の顔が映る。それだけです。
一般的なテレビ電話
本人の操作 4つ
- 着信に気づく
- 「応答」を正確にタップする
- カメラの向きを合わせる
- 終わったら「終了」を押す
どこかひとつでもつまずくと、次から触らなくなります。
BabuuTalk
本人の操作 0
- 画面に家族の顔が映る。話すだけ
設定はすべて家族側で完了させてから実家に置きます。
覚えてもらうのではなく、覚える必要をなくす、という考え方です。
この方式なら、教える必要も、覚える必要もありません。設定はすべて家族側で済ませてから実家に置くので、親は「置いてある機械から家族の声がする」という体験だけをします。
タブレット+LINEという組み合わせ
BabuuTalkはこの考え方で作られています。
実家側は、Androidタブレットに無料アプリを入れて、コンセントにつなぐだけ。タブレットの中のキャラクター「バブー」が毎日決まった時間に声をかけるので、本人はタブレットの存在に慣れていきます。
家族側は、普段使っているLINEだけ。LINEから「通話」を選ぶと実家のタブレットに自動でつながり、写真を送ればタブレットに表示され、今日の様子も確認できます。専用アプリのインストールも、会員登録もありません。
「家族は新しいことを覚えなくていい」「本人は何もしなくていい」の両方を満たすために、この組み合わせにしています。
始め方
- 実家のAndroidタブレットにGoogle PlayからBabuuTalkアプリを入れる(無料)。タブレットがなければ設定済みタブレットも用意しています
- QRコードを読み取って、家族のLINEと連携する
- 実家に届けて、コンセントにつなぐ
3で終わりです。以降、親が触る場面はありません。
料金はスタンダード(月額1,980円・税込)とプレミアム(月額2,980円・税込)の2つで、いずれも14日間無料でお試しいただけます。通話時間や家族の登録人数を増やしたい場合はプレミアムを選べます。
まとめ
高齢の親とテレビ電話が続かないのは、操作を求めているからです。操作を求めない設計にすれば、90代でも毎日顔を見て話せます。「教える」から「置いておく」に切り替える、それだけで解決することがあります。