高齢者の見守りタブレット、どう選ぶ?カメラ型・センサー型・会話型の違い

高齢の親の見守りに使えるタブレット・機器は大きく3タイプ。それぞれ何が分かって、何が分からないのか、本人が嫌がらないか、家族の手間はどれくらいかを比較して、選び方を整理します。

公開 読了 約3分 執筆 株式会社BabuuTalk

BabuuTalkのアプリを表示した11インチタブレット。画面に孫の映像と日付・時刻、「呼ぶ」ボタン
目次

この記事の要点

  • 見守り機器は「カメラ型」「センサー型」「会話型」の3タイプに分かれる
  • 異変の検知に強いのはセンサー型、本人の気持ちや会話の変化に気づけるのは会話型
  • 親が嫌がらずに続けられるかどうかが、機能より先に決まる分かれ目

機器は3タイプで考える

「高齢者 見守り」で検索すると、カメラ、センサー、ロボット、タブレット、ポットまで出てきて、何が違うのか分かりにくいと思います。仕組みで分けると3タイプです。

カメラ型

実家にネットワークカメラを置き、家族がスマホで映像を見るタイプ。

  • 分かること:今、何をしているか。倒れていないか
  • 分からないこと:本人の気持ち、会話ができているか
  • 本人の負担:操作はないが「見られている」感覚が強く、嫌がって外されることがある
  • 家族の手間:映像を見に行く必要がある。見なければ何も分からない

センサー型

ドアの開閉、電気やガスの使用、人感センサーなどで「いつもと違う」を検知して通知するタイプ。電気ポットの使用状況を知らせるサービスもここに入ります。

  • 分かること:生活リズムの異常。長時間動きがない、など
  • 分からないこと:元気かどうか、話し相手がいるか、認知機能の変化
  • 本人の負担:ほぼゼロ。存在を意識しない
  • 家族の手間:通知が来たときだけ。ただし「異常なし」の日は何も届かないので、様子は分からない

会話型

タブレットやロボットが本人に話しかけ、家族とテレビ電話でつなぐタイプ。BabuuTalkはここに入ります。

  • 分かること:声の調子、返事の内容、会話が成り立っているか、表情
  • 分からないこと:転倒や急変の即時検知は苦手
  • 本人の負担:製品によって差が大きい。本人に操作を求めるものは続かない
  • 家族の手間:通話や写真送信という「交流」の形なので、義務感が少ない

カメラ型

映像で今の様子を見る

分かること
今、何をしているか。倒れていないか
分からないこと
本人の気持ち、会話ができているか
本人の負担
「見られている」感覚が強い
家族の手間
映像を見に行かないと分からない

センサー型

いつもと違うを検知して通知

分かること
生活リズムの異常。長時間動きがない
分からないこと
元気かどうか、話し相手がいるか
本人の負担
ほぼゼロ。存在を意識しない
家族の手間
通知が来たときだけ

会話型

話しかけて、顔を見て話す

分かること
声の調子、返事の内容、表情
分からないこと
転倒や急変の即時検知は苦手
本人の負担
製品による。操作を求めるものは続かない
家族の手間
「交流」の形なので義務感が少ない

3タイプの早わかり。BabuuTalkは会話型(右)にあたります。

選ぶときの3つの問い

1. 何を知りたいのか

「倒れていないか」が最優先ならセンサー型かカメラ型。「元気にしているか、寂しくないか」を知りたいなら会話型です。両方大事なら、センサー型と会話型の組み合わせが相性がいいです。役割が重ならず、本人の負担も増えません。

2. 親が嫌がらないか

ここが実は一番の分かれ目です。機能が優れていても、親が外してしまえば意味がありません。カメラは「監視」と受け取られやすく、操作が必要なタブレットは「難しい」で止まります。本人が何もしなくてよく、かつ本人にとって嬉しい体験があるかで見てください。

3. 家族が続けられるか

家族側に専用アプリと会員登録を求めるサービスは、家族側で止まりがちです。普段使っているLINEなど、いつもの動線から見られるかどうかを確認してください。

BabuuTalkの考え方

BabuuTalkは会話型で、「本人は何も操作しない」「家族はLINEだけ」の2点を軸にしています。タブレットの中のキャラクター「バブー」が毎日声をかけて、家族からの通話は自動でつながる。家族はLINEから通話・写真送信・安否確認ができます。

BabuuTalkを表示したタブレット端末。左に今日の予定と日付、右に孫の写真、下に「わかった」と「呼ぶ」のボタン
実家に置いたときの画面。ボタンは大きく、今日の予定と家族の写真が出ています

実家にAndroidタブレットがあれば端末の購入は不要で、料金はスタンダード(月額1,980円・税込)、プレミアム(月額2,980円・税込)の2つです。いずれも14日間無料でお試しいただけます。転倒検知のようなセンサー機能はないので、その部分が必要ならセンサー型と組み合わせてください。

まとめ

見守り機器選びは「機能の多さ」より「何を知りたいか」「親が嫌がらないか」「家族が続けられるか」で決まります。3タイプの違いを踏まえて、実家の状況に合う組み合わせを選んでください。

FAQよくある質問

カメラ型とテレビ電話は何が違う?
カメラ型は家族が一方的に映像を見る仕組みで、本人には見られている感覚があります。テレビ電話はお互いに顔を見て話す双方向のやりとりで、本人にとっては家族との会話です。
BabuuTalkはどのタイプ?
会話型です。タブレットの中のキャラクターが毎日声をかけ、家族はLINEから通話・写真送信・安否確認ができます。転倒検知などのセンサー機能は持っていません。
複数のタイプを組み合わせてもいい?
問題ありません。たとえば電気やガスの使用量で安否を見るサービスに、会話型を足して本人の様子を知る、という使い方もあります。
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